様々な症状
早期の発見、早期治療が大切です。
何か目がいつもと様子が違う…なんだかおかしい…と感じたら、 毎日の生活で必要な目だからこそ なるべく早く診察を受けることが大切です。
ドライアイ
ドライアイとは、目を守る涙の量の不足や質の低下によって目の表面の潤いがなくなり、目の表面に傷が生じる病気です。 パソコンやスマートフォンの使用、高齢化、エアコンの使用、コンタクトレンズ装用者の増加に伴い、国内では現在、約200万人ものドライアイ患者さんも増えており、オフィスでは3人に1人がドライアイという報告もあります。
結膜炎
結膜炎は、白目(しろめ)とまぶたの裏側を覆っている半透明な膜(結膜)が、赤く充血して炎症を起す病気です。 感染で起こるウイルス性結膜炎・細菌性結膜炎・アレルギー性結膜炎の3種類があります。
網膜剥離
何らかの原因で眼の奥にある網膜という膜が剥がれて、視力が低下することを網膜剥離といいます。 網膜の剥がれは痛みを伴わない為、気付きにくいので注意が必要です。前兆として飛蚊症が現れることがあります。 ※網膜の中心部である黄斑部分まで剥がれた場合、急激に視力が低下し失明に至る恐れがあります。
糖尿病網膜症
糖尿病が原因で血液の粘性が高くなり眼球の内側(網膜)の血管が詰まったり、出血や浮腫(むくみ)が生じて網膜に酸素や栄養が行き届かなくなり、視力が低下する病気です。 日本の中途失明原因の代表的な病気で、糖尿病神経症・糖尿病腎症と並んで糖尿病の三大合併症といわれます。病気の進行とともに変化する為、定期的な検診と早期の治療を行えば病気の進行を抑えることができます。
白内障
白内障とは、眼の中でカメラのレンズの役割をする水晶体という通常は透明な組織が年齢とともに白く濁って集めた光がうまく眼底に届かなくなり、視力が低下する病気です。 白内障は、一度発症すると薬では治りません。薬は、発生する前の予防や発症した初期に抑制することは可能ですが、完治には手術が必須となります。放置さえしなければ基本的には失明する病気ではありません。 当院では入院を必要としない日帰り白内障手術を行っております。
緑内障
中高年の方に多く起こる緑内障は、目から入った情報を脳に伝達する視神経に障害が起こり、眼圧が高くなって視野(見える範囲)が狭くなる病気です。治療が遅れると見える範囲(視野)が少しずつ狭くなり最終的には失明に至ることもあります。 失明予防の為、症状がない場合でも、定期的な眼圧・眼底・視野等の検査をお勧めします。
加齢黄斑変性
加齢黄斑変性とは、物を見る時に重要な働きをする網膜の中心部分に位置する黄斑という組織が、加齢とともにダメージを受けて視野の中心・見たい所が見えずらくなる視力の低下を引き起こす病気です。